介護で使う車椅子の違いと選び方
親の介護で車椅子を買うきっかけ
ここ最近親の足の筋力や体力が衰えてしまい、数分間連続で歩く事が困難になり始めました。
昔は一緒に買物をする時も、散歩がてらにお店の中を歩き回る事ができていました。
しかし月日が経つにつれて、歩く距離、時間がどんどん減っていき、買い物の途中でも腰掛ける所を探すようになったいきました。
また遠くの観光地など行っても親の歩ける距離が少ない為に、駐車場から降りて目的地に着く頃には親はもう、ヘトヘトでした。(観光地は駐車場から結構歩く事が多いですよね)
しかもそういう観光地ってベンチの場所もわからなかったり、あっても誰か座っていたり、座ろうとベンチまで親を連れていく途中に、他の人に座られてしまって、また座る所を探さないといけない状況でした。
その為に、気晴らしに親を外に連れていくのも、いろいろ苦労もしました。
なので私は親がいつでも好きな時の座れて、疲れたら私が押して長い距離も移動できるようにと、親用に車椅子を購入する事にしました。
車椅子の種類自走式と介助式
そこで私はまず車椅子の事についていろいろ調べました。
単に車椅子と言っても、種類やサイズ重さなど購入前に調べる事がたくさんありました。
その数ある中で、親の介護に適切な車椅子を決める事にしました。
当初私の頭の中の「車椅子のイメージ」では、介護者が自分で手で車輪を押して動く物(自走式)が車椅子だろうと思っていました。
しかしよく調べると、「自走式」と「介助式」という種類がある事がわかりました。
この2つの大きな違いは、自走式の場合、先程も上記でもいっているような形になります。
■「自走式」
搭乗者自身が「ハンドリム」という車輪に付随している所を、自身の手で車輪を動かして自分の意思でどこでも移動できるタイプになります。
一番知名度があり、皆さん車椅子と頭に浮かぶ物だと思います。
■「介助式」
介助式はそもそも搭乗者はなにもしないように、「ハンドリム」も無ければ、タイヤも大きくなく、介助する人が後ろから押して、始めて移動できるタイプになります。
その中で私は「介助式」の車椅子を選びました。
なぜ?私は「介助式」を選んだのかをメリットと共に、次はお話します。
私が選んだ介助式のメリット
まず、私の親は手足が自由に動かしにくくなっている状況です。
そうなると自分の手で「自走式のハンドリム」を握って車輪を回す事が出来ません。
という事は、車椅子の動力は介助してくれる人の押すチカラのみになり、この「ハンドリム」が必要の無い「介助式」になるわけです。
ここでこの「介助式」車椅子のメリットのお話に続ききます。
これらのメリットがあり家の場合はこちらの「介助式」の車椅子にました。
もちろん、ハンドル部分には自転車のようなブレーキも付いており、危ないとおもったらすぐにブレーキをかける事も可能です。
KADOKURA・A604-ACBK商品レビュー
■販売会社:KADOKURA「カドクラ」
■品番:A604-ACBK
■全高:約90cm(折りたたみ時:約66cm)
■全幅:約57cm(折りたたみ時:約33cm)
■全幅:約98cm(折りたたみ時:約72cm)
■重量:10.5kg
■耐荷重:約100kg
■タイヤサイズ:12インチのノーパンクタイヤ
このようにあまり簡易的な物ではなくしっかりとした作りで、長時間座っても疲れにくいようなタイプにしました。
腰に安全ベルトなどいろんな安全面での装備をしっかりしており、それでいてかなり軽量にできています。
折りたたむこんなにコンパクトになるので、持ち運びは思った以上に楽に感じます。
一番の利点はやはり車の積み込み・積み下ろしですね。
これだけ小さくなるので、座席の足の部分に置くことができるので、大変便利です。
重さも10.5kgと片手で持ち運べるのも良いポイントです。
届いた時はこのようなダンボールで届きました!
説明書もしっかりと書いてありました。
保証書もちゃんとしており安心ですね。
なお部品など壊れたら、パーツなんかも個々で純正パーツとしてビスからタイヤから販売してるので、その点も自分でもメンテナンスできるので、長く使っていけそうです。
まとめ
これで親を今以上に遠くにいろんな所に連れて行くことが、また可能になりました。
これがあるのと無いのでは行動範囲はかなり違います。
歩ける時は少し歩いて、疲れたらすぐ自分の車椅子に座れるという安心感もあり、親も喜んでいます。
介助してる人でなかなか介護者が歩くのが大変な人も、このようなタイプを買う事で今以上にお互いのストレス解消でもある、お出かけが楽になり、いろんな所に行ける楽しみも増えると思います。
もっと早く買っておけば良かったと、後悔するほどのいいお買い物でした。