介護のトイレ問題の介助におすすめの補助手すり
親の介護は大変トイレ問題
在宅介護で困るのはやはりトイレは切っても切れない関係ですね。
どの経験談などを見てもこのトイレ・排泄介助は皆さん苦労されています。
もちろん私も親の介護をしている上でトイレ・排泄介助は身をもって言いますが大変です。
現状私の家には親が使用しているトイレには私が後付けで取り付けた手すりが、トイレの壁にL字のトイレ用の手すりが付いています。
しかし親も調子が悪い時はトイレの便座から立ち上がる時に、片方の手すりのみだと立ち上がりの際に不安定になり、「両手で立ち上がれる椅子のひじ掛けのような手すりが欲しい」と言っていました。
確かに片方の手すりのみだと身体を支える時に不安定になる時や安心感がありません。
またトイレを介助する側も両手でしっかり掴まっていた方が、介助しやすいです。
そこでいろいろ探した所、いい「両手で支えるトイレ用の手すり」があったので設置も簡単なおすすの商品を紹介します。
トイレの排泄介助の手順
①トイレまでの誘導と確認
日頃から家のトイレの動線の確認をしておく。(トイレに行く時に歩行の邪魔になるモノは排除しておく)
また歩く時に介助が必要場合は、歩行の介助をしましょう。
慌てずにそれでもスムーズに行くように歩行ペースを崩さないように誘導していきます。
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②衣服の脱衣(ズボン、パンツ、おむつ)
衣服の脱衣も尊厳保つ為にも本人が出来る範囲でしてもらう。状況をみて介助側が素早く脱衣する。(トイレ内で漏らしてしまったら意味がありませんからね)
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③便座の介助・車椅子からの移乗
便座に座る時も十分にトイレ内で転倒しないように慎重に便座に座ってもらう事が大事です。途中で間に合わなくても焦らず転ばせない事が大事です。
掃除はいつでもできますが、親が転倒して骨折してしまったら取返しできない位大変です。
この時に今回紹介する【両手で支える手すり】があると転倒リスクが軽減されます。
トイレ用アーム (6段階高さ調節可能) SY-21 ホワイト/ブラウントイレ用手すり トイレアーム トイレ補助グッズ 天然木 シルバー用品 介護 日本製 ビーワーススタイル↓
④排泄中は出来れば外で待つ
排泄中に一緒に中に居るよりは外で待った方がお互い良いと思います。
その際は少しドアを開けて声が届くようにして、なにかあったらすぐに駆け付ける事ができるようにしておきましょう。
この当サイトで紹介した、【呼び出しチャイム】をトイレ内に置くと大変便利になります。
これならトイレの前でずっと待機する事なく、介助側も隙間時間も使えるのでおすすめです。
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⑤排せつが終わったら
声をかけて終わったかの確認をとります。また万が一何かある場合もあるので、時間が遅い場合は声をかけて様子をみる事も大事です。
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⑥清拭やウォシュレット
自分でトイレットペーパーで処理できるならしてもらって、できなければ介助します。
この時にウォシュレットを使うとより綺麗・清潔に保てます。
また排泄物を確認して腸内の健康状態の確認するといいですね。
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⑦衣服の着衣(ズボン、パンツ、おむつ)
自身で衣服を出来るならしてもらって、出来ない場合は介助しましょう。この時も両手の手すりあればしっかり手すりにつかまってもらえれば、衣服の着衣は安全と介助側も楽になります。
商品詳細
■商品名
・【SY-21】ビーワーススタイル トイレ用アーム
■商品サイズ
・幅63.5cm×奥行62.5cm×高さ61-73cm
■手すりの高さ調整可能
・2.5cm間隔で61cmから73cm内で調節可能
・6段階高さ調節可能なのでお好みに合わせられる
■間口幅の内寸
・49.5cm
■商品重量
・8kg
■カラー展開
・ブラウン/ホワイト
■材質
・フレーム部分:スチールパイプ
・手すり部分:天然木使用
■原産国
・日本
■組立品
・組立時間は約10分から20分程度で一人でも可能です。
・脚部は両面テープ付きなので床に固定できます。
ビーワーススタイル トイレ用アーム 商品レビュー
ビーワーススタイル トイレ用アームを購入してみての感想になります。
従来の壁に付いてる手すりより、両手で便座から立ち上がれるので、親も安心して立つ事ができると喜んでいます。
椅子のひじ掛けをと同じで、両手で身体のバランスを取りながら立てるので、安全性も上がりました。
組み立ても全然難しくなく簡単で、設置もただ置くだけなので楽です。
床に両面テープで固定できるよになっていますが、床の掃除などで移動する場合があるので私の家では両面テープでの固定はしてません。
両面テープで床と本体を固定していないので(自己責任)、多少のぐらつきはありますが、現状この状態でも不自由なく使用していますが、安全性を考えるなら両面テープで固定してください。
まとめ
在宅介護にとってトイレの問題は大変で、在宅介護するにあたっては、やはり工夫が必要な場所の一つですね。
広さや手すりやトイレットペーパーの位置など考えなくてはいけません。
大体介護状態になると、親の行動力も以前は出来ていた事が、今はできなくなったりするので、トイレ以外にもその時はこの状態でよくても、その内この状態だいと設置してる所が邪魔になったり、設置してた物を使わなくなったりと、変化していくので大変です。
在宅介護は日々そういう試行錯誤の連続でもあるというのが、在宅介護の特徴ですね。