親の在宅介護の準備や情報のおすすめ本紹介
今現在も介護中の私が選ぶ本
在宅介護というのはこれまで人生の中で経験しない事が多く起こります。
その介護は現状では綺麗に語る事ができないモノのもたくさんあります。
そして誰もが必ず戸惑い、苦しみ、悲しくなり、時には怒りさえ覚える事もある、とても辛い状況におかれるのも在宅介護の一面です。
そのなかで、相談する人がいなかったり、孤独になると必ず介護では介護疲れになり、共倒れ、介護鬱という危険な状況になります。
なら誰かに相談に乗ってもらったり、セミナーなど行って同じ経験をしてる人と会話などすればいいのですが、なかなかその暇がなかったり、そういう場や人間関係自体が合わなかったりする人もいると思います。
そこでおすすめなのが、今回紹介する介護を経験した人の本・書籍になります。
私自体介護中という事もあるので、共感できたり、みんな同じような悩みを抱えていたりと、孤独や不安からの手助けにもなるのでこういった本・書籍はいいですよ。
それでは早速在宅介護でのおすすめを紹介していきましょう。
親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと
■1冊目
「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと」/太田 差惠子 (著)さんの本・書籍の紹介になります。
介護というのはまず自分から動かないと事態は変わりません。
そこで「情報収集」と「自己申告」が大切になります。
急な親の入院・介護が必要になった時に役に立つ知識を「短期的」「中期的」長期的」と区切ってわかりやすく、まとまった内容になっています。
「サービスや施設の費用」「制度の仕組みや手続き」「専門職とのやりとり」「仕事や子育てと介護の両立」などいろいろな自分が「いま」知りたい情報をつかめます。
スーパー嫁の汗と笑いの在宅介護 お義母さん!トイレはこっちです
■2冊目
「スーパー嫁の汗と笑いの在宅介護 お義母さん!トイレはこっちです」/バニラファッジさんの本・書籍の紹介になります。
もともとは大人気のブログの記事を本・書籍用に再編集したモノになります。
この著者でもあるバニラファッジさんは2人の家族の在宅介護(要介護4認知症・要介護5)をしており、驚きなのがなんと!3人の子育てもしていたという。
これを読んでると、今抱えてる自分の介護の悩みがちっぽけになるかもしれません。
その時の泣いたり、笑ったり、感心したりと、あらゆる感情がわかるとても面白い1冊になっています。
ある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブック
■3冊目
「ある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブック」/阿久津 美栄子さんの本・書籍の紹介になります。
この本・書籍は「現在、介護中です。これから、自分はどうすればいいのか知りたい」「親が倒れた! 介護がはじまる」などの困り事から、介護における「お金」「申請」「保険」「医療」「施設」「看取り」などのいろんな困り事を教えてくれる1冊です。
そして介護には3つの心がけの紹介などもかいてあり、心強い本・書籍になります。
・「必要な情報を知る」
・「できる事と、できない事を整理する」
・「心を平穏にたもち、悔いを残さない」
参考になりますね。
目で見てわかる最新介護術
■4冊目
「目で見てわかる最新介護術」/北田 信一さんの本・書籍の紹介になります。
タイトル通り在宅介護でも助かる「介護術」を写真やイラストでわかりやすく教えてくれる1冊になります。
介助ヘルパー、介護系の学生さん、もちろん在宅介護者も参考になるほどの役に立つ情報が満載です。
爪の切り方始まり洋服の着せ方やトイレの介助の仕方まで書いてあり、介護するのに大変でどうやっていいのか?わからない事を介護される側の気持ちも思いやりながら介助できる内容になっています。
身近な人の上手な在宅介護のしかたがわかる本
■5冊目
「身近な人の上手な在宅介護のしかたがわかる本」/下正宗 (監修)さんの本・書籍の紹介になります。
介護は私のような自分の身体を使って、介護者を介助する事を言います。
介助する側の身体も気にしないと、いつかは自身の身体も痛めてしまって介護をする事が出来なくなってしまいます。
そこでこの本の内容は介護者の身体を痛めないように、上手な介護の仕方の解説をしてくれます。
そして自身の身体だけでは無い、介護用具を使った介助者と介護される側の双方に安全な介護ができるような介護のあり方を紹介しています。
マンガでわかる 無理をしない介護: もしもの時に必ず役立つ「はじめての家族介護」基本・知識・実践法
■6冊目
「マンガでわかる 無理をしない介護: もしもの時に必ず役立つ「はじめての家族介護」基本・知識・実践法」/福辺 節子 (著)・代居 真知子 (著)さんの本・書籍の紹介になります。
まんがだからと言って甘く見れないこの1冊で、家族目線での介護の在り方がよくわかる本・書籍となっています。
介護はやはり無理をしない事が大事で、共倒れは絶対避けたい事の一つなので、これを読んで肩のチカラ抜いて見れるようになっています。
内容もしっかりと作られており、基本の知識から実践方法までわかりやすく説明していて、読みやすいです。
もちろん介護にまつわる保険・医療・お金も取り扱っていて、悩みや、困り事、解決方法なども解説しております。
イラスト図解 いちばんわかりやすい介護術 動きが見える
■7冊目
「イラスト図解 いちばんわかりやすい介護術 動きが見える」/三好 春樹 (著)さんの本・書籍の紹介になります。
介護の業界でも有名な三好春樹先生が、寝たきりにならない介護技術の基本をお年寄りの自立を促す点で解説してくれます。
身体に負担をかけない介助の動作や流れを、わかりやすいイラストでポイント解説してくれるので、とても理解しやすいです。
・体に負担がかからない介助法を紹介
・介護によくある勘違いややってはいけない理由なども解説
・高齢者の状態に合わせて、自分でも出来る事を増やしていく
・イラストや図解で、わかりやすいので理解しやすい
・介護する側と介護される側の負担の軽減と暮らしができるようにしていく
まとめ
在宅介護は介護者も介助者も孤独になりがちですが、どこかで相談したり、こういった本・書籍など見て、今起きてる状況やおかれてる立場などを共有する事が大事ですね。
一人ではない!みんなも同じような事で悩んで、泣いて、苦しんで、その中でも家族としての感謝の気持ちを、常に大切にしていきたいですね。
在宅介護は大変です。
それでも自分でできる範囲でやっていきましょう。
朝起きたら深く深呼吸をして、気持ちをリセットしていきましょう。