介護で深まる家族との会話や繋がり
介護がきっかけで会話が生まれる
私の家では家族の介護が始まる前までは、そんなに深い状態では無い家族で、それぞれ好きなことをして生活をしていました。
なので、夕飯に何を食べるのか?休みの日は何をしているのか?など些細な状況も関心が無く、それぞれの生活をしていました。
というのも私自体仕事をしている時はご飯は朝・昼・夜とすべて外で済ませ、平日は仕事をし休日は外出して帰ってくるのは夜中だったので、家族の接点が全然ありませんでした。
その中でいざ家族が介護が必要となるとそういった生活も一変しました。
必ず生まれる会話
家族に介護が必要な人がいる場合は、上記でお話したような会話も接点も無い状況でも、必ず会話は多く生まれます。
介護に関して介護される側は「どういった事が困ってるのか?」「問題に対してどう解決していくか?」ほんと些細なコミュニケーションはとらなと何もできません。
なので私自体こんなに家族との話をしているのは、在宅介護で気付いた驚きでもあります。
そうなるといつでも家にいる家族でも、いろんな話をすると、「こんな事考えていたんだ」「思っていた性格と少し違うな」など、家族でも新しい発見などもあります。
いくら家族でもやはり話してみないと、お互いの気持ちは全然わかりませんでしたね。
会話が生まれると家族の絆も深まる
家族だからこそ腹を割って話す事ができるので、こういった会話をしていく毎に自然と家族の絆は深まっていきます。
それは在宅介護がそれほど大変でもあるという事になります。
家族が気持ちを共有して介護される側の気持ちに寄り添ったり、介護する側も気持ちを共有する事で、大変な在宅介護も円滑にするようになっていきます。
これはすごく良い事で、今までない家族の形になりました。
しかし家族だからこそ大変
家族の絆が深まるのと同時に、家族だからこそ大変な部分も見えてきます。
それはやはり在宅介護という困難に、向かうとあまりの辛さに八つ当たりしてしまったり、逆に八つ当たりされたり、売り言葉に買い言葉で喧嘩になる場合も多々あります。
そこでストレスが溜まってしまうと、大変な事になるのでこういう状況に陥らない為にも、個人が最適と思えるストレス解消がそれぞれ必要となります。
人によっては外に出て気分転換、趣味による気分転換など一度介護から離れるという一つの大事な事です。
人間時は息抜きも必要です。
10分でも外や空を見てぼーっとするのもとても効果的ですよ。