実体験に基づく入院に必要な物や手続きの方法と流れを紹介
親はいつまでも元気とは限らない!
私の親は在宅介護中に体調が悪くなり、急遽救急車を呼んで入院した経緯があります。
当時は何をするにも初めての事で、私自身もいろいろパニックになりました。
そして緊急入院という事で急遽入院に関する手続きや困った事を私の経験に基づいて情報をまとめたので、皆様へシェアしようと思います。
まず情報を頭に入れておくと、入れておかないでは全然緊急の入院時でも落ち着きが変わります。
今は100年時代ともいわれ超高齢化社会になっていますが、人の不調はいきなり来ると考えておいた方が良いです。
私の親も全然夜寝る前までは何も変化が無く、朝起きたら急に体調を崩したので、よく言われている言葉ですが「親はいつまでも元気でいてくれてるとは思わないようにしないといけない!」といけません。
入院時の気になる必要な物、入院保証金、保証人などもまとめています。
入院する時に必要な物
入院先の病院によって必要な物も変わってくる場合はあります。
●健康保険証
●入院保証金(緊急の場合は入院当日でなくて大丈夫)
●入院する先の病院の診察券(入院先がかかりつけの病院なら必要)
●【高額療養費限度額認定証】【介護保険資格者証】など(通常で通院している時に提出している各自の証明書)
●本人または保証人の印鑑(入院する時は保証人が必要になります)
これらの必要な物は緊急な場合は後日の提出で大丈夫です。
入院する時の保証金とは?
私が入院した所の保証金は【10万円】でした。
この金額も病院によっては【5万円】などバラバラになります。
そしてこの保証金というのは、一時病院側に預けるお金なので退院時に返金されますが、私の所は最後の入院費と保証金と相殺して支払いになりましたので、入院費を払った差異分が戻ってきました。
例:最後の入院費(5万)-保証金(10万円)=差異分(5万円)返金
この保証金もいきなり最初に払わなくても、入院中にお金の余裕のある時に払う事もできました。
入院する時の保証人とは?
入院する際は保証人も必要になります。
この保証人は1人、2人と病院によって変わりますが、私の所は1人で私が保証人になりました。
この保証人というシステムは万が一入院している人に何かあった場合に連絡を取れるようにしたり、入院費が払えない場合に保証人が変わって払ったり、亡くなった場合の引き取り先としての保証人が必要となります。
保証人の手続きは住所・氏名など書いて印鑑を押して完了になりました。
なので入院する際は保証人を立てる事が必要だと思って計画は立てておいた方がいいです。
入院に必要な物
●パジャマ(寝巻き)
洗濯時の交換もあるので、最低でも2着は必要です。
●下着
洗濯の回数により、週1なら1週間分と自身の洗濯サイクルに合わせて替えの枚数を病院に置いて置く必要あり。
●寒さ対策でカーディガンなど羽織るもの
入院先は大体複数部屋なので、個人の意見の温度の変更は難しい時があり、もし寒い場合(冬でも夏でも)は軽く羽織る物があるといいです。
●小さな衣装BOX
大体入院する部屋の収納スペースには限りがあります。
そこで着替えや入院に必要な生活に必要な物を収納できる衣装ケースがあると便利です。
●スリッパ
倒れやすい場合はしっかりとかかとがホールドする履物
●BOXテッシュ
まとめて買って置いておくといいです。
●バスタオルやフェイスタオル
タオルもフェイスタオル多めに用意しておくといろいろ助かります。
●ボディーソープ・シャンプー・リンス
お風呂に入る時に必要で個人で用意する場合があります。
私の場合は個人で用意しました。
●男性の場合は電気カミソリ
髭の手入れは病院側でやってくれました。
●お箸、スプーンなどの食べる道具
●割れない湯呑用のコップ
入院中にご飯を食べる時や喉が渇いた時にお茶を飲む時に使います。
割れないコップを用意しておくといいと思います。
●歯磨きセットと歯磨き用の割れないコップ
飲む時とは別に歯磨き用のコップも専用であると良いと思います。
●その他にも個人で必要な物があれば病院側に相談し持ち込み
私の場合はペットの写真やお守りなどおきましたが、場合によっては断られる場合もあります。入院者の体調によって危険な物や貴重品などは置けません。
まとめ
以上私の親が緊急入院した時の経験を元に、入院の手続きと流れの紹介になります。
急に親の入院でいろいろ私はバタバタしました。救急車を呼ぶのも初めて、入院手続きも初めてのわからない事だらけで戸惑いました。
もっと早めに、このようなサイトに目を通しておけば心の準備や行動ができ、少しは違ったと思います。
親が入院中に意識があればいいのですが、意識がない状態や私の親のように入院時による「せん妄」状態になると、意思疎通できる会話が出来なくなる場合があります。
そうすると、生命保険(加入会社・書類・入院時の連絡)銀行の口座事情など、分からない事がいっぱい出てきますので、親が健康な内に話し合い、ある程度のお金の管理や、生命保険の詳細などは知っておく事が大事です。