介護だけではなくあらゆる場面でロボット革命が起こる!
介護の困り事の一つ!介助する人の肉体的負担
今は日本は超高齢化社会に突入していて、その高齢者の人口がこれからもっと増加すると言われています。
超高齢化社会とは全人口に対して75歳以上の人口数が21%超えた事により、そう呼ばれるようになりました。
政府は人生100年時代といって政策をすすめてますが、高齢者の数が多くなるのにあたって困るのが、それを支える人です。
現状今の介護業界の人手というのは、不足で低賃金もその理由の一つだから、肉体的にもかなりきつい業界だと言われてます。
いくら高齢者で筋肉が無くなっていき、痩せ細っていても一人の人間を抱えたりするのかなりの重労働で、身体を壊してしまう人もいます。
現状私も「親の介護」を在宅にて行っています。
そして私は腰痛持ちでして、それも相まって介護するのは相当大変で、腰をかばいながら「在宅介護」している状態です。
今後期待するのが着るロボット
若い人でも身体を壊してしまう程の肉体的負担がかかる介護の現状で、政府も推し進めているこれから先の「在宅介護」も視野に入れていかないといけません。
在宅介護はその家族の子供が行ったり、その中には夫婦の老々介護で介護する方も、どんどん高齢化している事もあります。
この状態で肉体的負担の大きな介護が、ちゃんと行う事ができません。
そこで私も注目しているのが、「パワードスーツ」「着るロボット」です。
この開発は日進月歩で日々研究されていて、年々良い物ができています。
この「パワードスーツ」「着るロボット」は読んで字のごとく、ロボットを着るだけで、肉体的負担のかかる作業の面でサポートをしてくれるものです。
例えば重い患者さんを持ち上げる際も、手や腰にこの「パワードスーツ」「着るロボット」を装着していると、軽々と持ち上げられる事ができます。
そうすると介助する側の肉体的負担はかなり減る事になり、より介護しやすい環境になると思います。
「パワードスーツ・着るロボット」の進化
この「パワードスーツ」「着るロボット」の活躍は介護業界だけだはなく、肉体労働・リハビリ分野などでも注目されています。
これにより建築や工場でも大変な身体の負担も軽くなり、働きやすい環境になるとこれからの労働のあり方もどんどん変わっていくでしょう。
今でも真夏の作業着自体に扇風機が内蔵されている物も出ていて、暑い環境の中でも作業しやすくなったりしています。
また寒い冬もポータブル電源で、温まる事の出来る電熱ベストなども一般化し始めてるので、これも着るロボットの一部にあたりますね。
そして「AI」「5G」などの複合的な産業も加わる事でより、人間に優しい未来が来る事を期待したいですね。
イノフィス マッスルスーツEvery
【イノフィス マッスルスーツEvery ソフトフィット】
■ソフトフィットタイプなので着たままでも楽に動く事ができる。
■重い物を持ち上げる際の腰への負担を減らす事ができる。
■中腰姿勢の作業の際の腰への負担を減らす事ができる。
■駆動源:圧縮空気(電力不要)
■補助力:25.5kgf・防塵・防水性能(保護等級):IP56
介護のお助けロボットの進化で今後の介護の面でも期待したい事
これからが大注目の介護のロボット産業
今あらゆる企業が注目!
今ロボット産業は、いろんな企業の働き方改革のあらゆる可能性を秘めている為に、注目されています。
それに伴っての相乗効果で、「AI」や「IoT」「RPA」などの関連でこれまでにない快適な生活や、働き方が大きくかわります。
生産業・農業・自動車業・建築業などあらゆる所で活躍していく中のロボット産業から、介護の面から私の見解と解説をしてみます。
着るロボットから見守りロボット
先ほどは在宅介護・介護施設の家族やヘルパーさんを助ける、着るロボットを紹介しまたが、今回は昼夜問わず見回りをしてくれる、介護施設などで活躍するロボットの紹介です。
着るロボットが手頃価格になって一般に出回るようになれば、介護施設の職員はもちろん在宅介護の家族もだいぶ楽になる事間違いなしですね。
そんな未来に期待に持てる介護のロボット産業で、この前ふとTVを見ていたら、介護施設におすすめのロボットの特集をやっていてました。
その中で今回紹介する「駆けつけ介護ロボット」は昼夜問わず(充電方式)施設内の見守りをしてくれます。
そのロボットのもつ情報は、施設利用者の手首に着けた心拍数などのバイタルデータを管理しながら、施設内を昼夜問わずに見回る事ができます。
そのデータを施設の管理室と連携して、なにかあった場合はすぐ部屋の中の現場に駆けつけ、それと同時に管理室に知らせる事もできる。
もちろんカメラも付いてるので、顔認識に対応しており、昼間の廊下でのすれ違いの時の声掛けなどもできるという。
人手不足の介護施設
介護施設の深夜の少ない人数での業務で、利用者の命に関わる緊急の呼び出しや、おむつ交換の呼び出し、利用者の妄想からの呼び出しなど様々な事が問題にもなっていますね。
このロボットがあれば、緊急の所は人間が即駆けつけ、急ではない所はまずロボットが行く事も可能になり、その活躍はすぐに想像できますね。
もちろんカメラ&マイク搭載なので、そこの施設内の管理室にいなくても、遠方での指令室で何店舗かの施設の対応もまとめて対応できるという事です。
この介護ロボット産業というのは、現場以外のスタッフも現場に居るかのような、介護運営もできるというので、これからより増えるだろう、団塊世代の介護でより一層人手不足と言われてる介護業界でのチカラになる産業ですね。
どんどん進化して大量生産
今の内にこういったロボット産業にチカラを入れて、団塊世代の介護が始まる前に運用していかないと、この後とんでもない介護者数の中での施設運営になり、問題が多くなりそうです。
団塊世代の介護は、すでに目の前まで来てますからね。
そしてなるべく施設利用を控えて在宅介護でカバーしたいなら、家族の負担にならない政策や補助もしていかないと、介護虐待・老々介護・引きこもりの子供の介護などの問題が増えていきます。
そうならない為にも、今からどんどんこういったロボットの開発・導入を進めて欲しいですね。
外部リンク 駆け付けロボット SOWAN 高山商事 URL
この業界の広がり
この業界がより広がり、このような着るロボットの進化が今後の、介護での方向も大きく変える一つだと思っています。
着るロボット市場も5年で4倍以上に伸びていく産業とも言われています。
大量に生産してコストが下がれば、介護施設はもちろん私のような「在宅介護」に直面している家族の負担も減る事でしょう。
今後もこのロボット産業も当サイトは注目し、皆さんにアウトプットしていき、有益な情報をシェアしていきます。